イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・番外編】ダニエル・ラドクリフ、性に悩むティーンに励ましのメッセージ!

イタい話、ショボい話はもちろんだが、時にはハートウォーミングな話もお届けしたい【イタすぎるセレブ達】。『ハリポタ』俳優ダニエル・ラドクリフ(21)は、平和主義者で誰に対しても親切。とても素晴らしい若者であると評判だが、彼に関するちょっと心温まる話題をご紹介したいと思う。

これまでもレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの人権保護を訴えて来たラドクリフ。自分の性に悩むティーンの間で、この所自殺が相次いでいることに心を痛めている。

どうにかそのような事態を改善しようと、彼はこの度、若者の性に関する悩みを24時間体制で受け付けるヘルプラインで知られる団体、「The Trevor Project」からこのようなメッセージを発信した。

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タイラー・クレメンティさん、セス・ウォルシュさん、アシャー・ブラウンさん、ビリー・ルーカスさん、そしてジャスティン・アーバーグさん。まだ若いこうした人たちの自殺のニュースに、僕は胸を痛めています。

友達だと思っていたのに仲間外れにされ、傷つけられながら生きていたといいます。性的志向、性自認、人種、能力、宗教などは、人と違いがあって当然なんです。私達は互いにそれを認め合い、優しく接して生きて行くべきです。

謂れのない攻撃には、黙っていないで立ち上がらなくてはいけません。また大切な誰かが何かに苦しみ、落ち込み、自殺まで考えている時には、真剣にその人に寄り添い、力になってあげたいものです。

素晴らしい未来があったはずなのに、それを諦め若くして死を選んでしまった若者たちのご家族や友達は今、どれほど悲しんでおられることでしょう。心からお悔やみを申し上げたいと思います。

もしもあなたが今、同じようなことで苦しんでいるのでしたら、どうか一人で悩まず「Trevor Lifeline」に電話してみて下さい。あなたの話を真剣に聞いてくれますよ。番号は866 4-U-TREVOR(488-7386)です。
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この「The Trevor Project」という団体は、女優のアン・ハサウェイも支援している。彼女の場合は兄のマイケルさんがゲイであり、ヘルプラインの運営費にあてて欲しいと寄付を続けている。

ちなみに日本でも、川崎市が先頭を切ってこの夏から、性同一性障害(GID)などに悩む若者(原則として市民を対象)の自殺防止を目的とした電話相談窓口を開設した。詳しくは下のURLでご確認を。
http://www.city.kawasaki.jp/25/25zinken/home/seidouitsu/seidouitsu.html
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)