コカインを含む2種類の薬物に陽性反応が出て、リンウッドの刑務所に9月24日に逆戻りするも、保釈金によりスピード出所が認められたリンジー・ローハン(24)。だが9月27日深夜に車で出発し、またもやリハビリ施設入り。今度こそ薬物依存を克服したいと頑張っている。
今回のリハビリ入りについては、2007年に1か月半を過ごした経験があるセレブ御用達の施設、「Promises Addiction Treatment Center」にいるという噂も根強かった。
1か月あたり約460万円で、ゴージャスな設備が全て整っており、食事も素晴らしくプライバシー対策も万全。だがこのような施設では真剣な取り組みが期待できないという理由から、裁判所の許可が下りず、別の施設を探すよう強いられた可能性が高い。
そしてついに、LAから東に約200kmのパームスプリングスにほど近い、ランチョミラージュという所にある「Betty Ford Center」という施設に入ったことが判明。7時起床、10時消灯という生活を頑張っている。
セラピーやミーティングのない時間には、プールやジムでのワークアウトも可能。夕食は午後6時からと早く、消灯が10時。リンジーはヒマで仕方がない夜間に、自伝の執筆にいそしんでいるという。
ただし、家族や友人との面会は入所3週間を迎えるまでは禁じられており、電話の使用も日曜日のみ。テレビも見られないというから、シャバからはかなり隔離された雰囲気で規則も厳しい。
だが本人の希望でもあったという今回のリハビリ入り。刑務所生活はもうコリゴリということの他に、実はひとつ大切な理由があったようだ。
ハリウッドに生きる人間には、ラスベガス同様夜が来ない。リンジーは子役として小学生の頃からエンタメの世界で活躍しており、すっかり生活のリズムが「夜型」になっていた。それを修正しなければ、いつか体を壊すと本人も恐れていたというのだ。
さて、次の公聴会は10月22日。その間際までは同施設での滞在が予定されている。今度こそ必ずクリーンになって戻って来て欲しいものである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)