『ハリー・ポッター』は、まだ終わったワケではなかった! 第7巻の “死の秘宝” を以て完結かと思った私達だが、何とまた続編が発表されそうだ。
1997年のこと、『ハリー・ポッターと賢者の石』は児童文学でありながら世界中の書店で瞬く間にベストセラーとなり、以来10年以上に渡り、同シリーズは小説で映画で多くの人に親しまれて来た。
一躍超セレブ作家となったJ.K.ローリング(45)だが、2007年7月(日本語版は2008年7月)、ついに最終巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』を発表し、ストーリーは完結となった(はずであった)。
ところがこの度、スコットランドのエジンバラで行われたオプラ・ウィンフリーとのインタビューにおいて、彼女の口から思わぬ発言が飛び出した。
「すべて出し尽くしたって感じね。ただ、今すぐ書く気になっていないというだけで、これで終わったとも思っていないの。将来的に第8、第9、第10巻を出す可能性は十分アリね。約束はしないけれど、私自身まだ書いてもいいのかなって気がしてね。」
第7巻を発表した際、大切な人と死別したような喪失感でいっぱいになってしまったというローリング。もはやライフワークとして、ハリー・ポッターの世界を書く喜びを大切にして行きたいそうだ。ファンもこれには大喜びであろう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)