米国Oxygenネットワークが今、タイトルは未定だが、パリス・ヒルトンの新しいリアリティ番組制作を検討中だ。本人は今回、マジメな部分を前面に出したいと考えているようだが…。
パリスの親友探し番組は、あまりにもアホらしいと酷評されてしまったが、セレブ暮らしで世間知らず、常識も体力もナシという似た者同士のニコール・リッチーと旅に出て、あちこちのお宅に泊まりながらインターンシップなどに挑戦したFOXのリアリティ番組、『シンプル・ライフ』はかなりの人気を博してなんと4年も続いた。
社長や店長が男性だと、セクシーだゴージャスだと甘ったれ声で媚びるものの、まるで仕事にはなっていないパリス。単純におバカで笑えた。当たる時は当たる、パリスはそんなキャラクターなのだ。
だがさすがに今は29歳というだけあって、“That’s Hot” が口癖だったあの頃よりは、マシな言葉も少しは覚えたのであろう。「私のおバカはただの演技よ」と昨今語っているように、本人はシリアス路線を希望。家族や友人にパリスの素顔を語らせながら、日々の暮らしや仕事ぶりにスポットを当てて欲しいそうだ。
えっ、仕事って…? セレブが揃い踏みのイベントでは妙に気張ってみたりするし、時には女優気分を味わうこともある。だがどうポーズをとってもモデルにはなり切れず、ミュージシャンとしても結局開花しなかったパリスである。
たまに香水やファッション・グッズを発表したりもするが、彼女の仕事ぶりを追って一体何回分の放送が撮れるというのであろう。あ、そうか。ポールダンスやSexテープの収録は得意のはずだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)