こんにちは 占い鑑定士の飛鳥 銘です。
イマドキは、占い師にも「癒し」の能力が求められるようになっていて、これは年配の女性占い師に時々いる「恫喝系」ではありませんよということなのだと思います。
ところで、婚活プロフィールを拝見していると、女性のプロフの中に「自称癒し系」と「自称天然」という方を見かけますので、今回はそれらの正しい使い方について考えてみます。
癒し系というのは、そもそも男性の何を癒すのでしょう。
まず「心の傷」ということになると思いますが、実際に誰かの心の傷を癒すというのは大変な仕事であって、そうそう簡単にできることではありません。
一緒にいると和むという程度のことなら、むしろ「和み系」と称したほうがよいのではないかと思われます。
女性の持っている特質として、笑顔や明るさ、気さくさといった面が男性の心を癒すのは確かなので、むしろそうした性格をアピールしたほうがよいでしょう。
コンビニなどで明るい店員さんの気持ちのよい接客で癒されることもあるのですから。
というのも、「癒し系」と言ってしまうと、ヒーリングの能力でもあるように思えて、過剰な期待をされてしまうことが多いので、注意したほうがよいと思われます。
続いて、「自称天然」ですが、「天然」は「天然ボケ」の略であって、完全にマスコミに登場するタレントの「芸」のことです。
あまり普通の人が使わないほうがよいですし、アラサー、アラフォー世代で「自称天然ボケ」だと、結婚候補としてはかなり心配になってきます。
昔、とある落語の大御所が「女房はニコニコ笑って明るければそれでよい」と言っていましたが、家庭の太陽のような存在になってくれるかどうかを男性はかなりチェックしています。
なので、あまり「天然」とか「癒し」とかを狙わずに、まず自分自身を安定させて、自然と明るさを発揮できるようにすれば、自然と良い男性からのアプローチも期待できるでしょう。
どうぞ皆さま、ステキな週末をお過ごしください。
(TechinsightJapan編集部 飛鳥 銘)