不倫の果てに自分の子を産んだロシア人ミュージシャン、オクサナ・グリゴリエヴァへのDV事件以降、評判をガクンと落としてしまっている俳優のメル・ギブソン。彼の父親が今度は問題発言である。まさに “この親にしてこの子アリ” ?
オクサナへのDV事件は一旦脇に置いておくとして、メル・ギブソン(54)と言えば、大枚叩いて自宅の近所に立派な教会を建設してしまうほどの熱心なカトリック信者。やはり敬虔な信者揃いの家庭で育ったようだ。
先週末のこと、彼の父親で保守系カトリック教会のリーダーでもあるハットン・ギブソンさん(91)が、「Political Cesspool」というラジオ番組に登場しておおいに語ったが、その最後にとんでもない発言があったとして話題になっている。
同性婚や中絶に反対する同教会の考え方について熱心に語ったハットンさん。だが「ヴァチカン市国に暮らす人間なんて、半分はオカシイ奴らばかりだよ」として、ローマ法王ベネディクト16世についての不満などを語り始めた。
ドイツ生まれの、大変ハンサムなローマ法王ベネディクト16世。サングラスはグッチ、靴はプラダと常に高級ブランド志向であり、これまでの法王とは確実に何かが違う。
また発言がメディアに取り沙汰されることも多く、 “ローマ・カトリック教会だけが正当な教会”と語り、イスラム教ジハードやプロテスタント教会を批判してみたり、AIDSに苦しむアフリカを訪問中に “コンドームの使用は良くない” と発言してみたり。
そして自分のアシスタントに若輩のイケメンを採用したことから、一気に “美少年が趣味?” と話題になっていた。そんな法王についてハットンさんは、「ゲイに決まってるだろ。そうでなきゃ、あんなズル賢いタイプの男が “女断ち”の職に我慢できるわけないさ」と斬った。
それにしても、保守派カトリック信者のリーダーを務めている91歳が、83歳の法王の禁欲生活をそういう風に捉えていたとは驚き。このお父さん、息子が今、俳優人生を懸けおおいにマズイ時に来ていることを分かっているのか、いないのか…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)