卑語を連発させ罵倒する様子を録音したテープも流出。我が子でもある乳児を抱っこするオクサナ・グリゴリエヴァ(40)を2度殴り、歯を折るなど、とんでもないDV行為が発覚したメル・ギブソン。だが彼は、でっち上げも多いとして裁判での全面対決を主張。そんな中、元007俳優がオクサナの自宅に現れた。
24日、シャーマン・オークスの高級住宅街にある2億円ちょっとというオクサナの暮らす家(写真・右下円内)に、スバル製のバンでやって来た元007/ジェームズ・ボンド俳優、ティモシー・ダルトン(64)。
彼はオクサナの長男アレクサンダー・ダルトン君の実父であり、ギブソンと揃って高い養育費をオクサナに仕送りして来た人物である。裁判の準備とメディア対応に多忙を極めるオクサナをサポートするため、今後は度々この子の面倒をみるそうだ。
今ギブソンは、“オクサナの策略にまんまと引っかかった被害者だ” と言ってはばからない。ダルトンともギブソンとも結婚を希望せず、財産分与や養育費だけを求めるオクサナに対し、ギブソンが激しい口論の中で、幾度も 「お前はgold digger(金銭目当てで男と付き合う女)なビッチだ!」 と罵っていたことが分かっている。
そのあたりまでは、恐らくダルトンも複雑な気持ちで静かに問題解決を祈っていたに違いない。だが数日前のこと、アレクサンダー君へのギブソンの暴力行為があったこともメディアに暴露された。
口に加えているタバコを抜き取ろうとしてじゃれてくるアレクサンダー君に激怒、ギブソンはこの子をテーブルに向かって投げ飛ばしたというのである。これにダルトンが黙っているはずもなく、オクサナへのサポートを表明し、こうしてアレクサンダー君の保護に努めている。
ギブソンに対しては、アレクサンダー君の10フィート以内に侵入してはならないという「接近禁止命令」の申請もなされているが、こうした事態にギブソンの元妻ロビンさんは “メルが子供に暴力をふるったなんて1度もなかった” と主張、裁判では元夫を全面的に支持するという。
ギブソンもオクサナも、どちらも元サヤに戻ってみては?という感じがしないでもない展開である。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)