6日、法廷にて判事により90日間の服役を言い渡されると、思わず泣き出してしまったリンジー・ローハン(24)。だがメディアの質問にLA郡の保安官は、“どうせ23日以内に出て来れるでしょう。塀の中でもVIP待遇ですよ” と口々に語っている。その理由とは一体…。
20日からリンジーが入る刑務所は、LA郡リンウッドにある「The Century Regional Detention Facility」。ここの世話になるのは、今回が初めてではない。2007年11月には飲酒運転で24時間の服役を命じられたものの、10時30分からたった84分間という超スピード出所となり、話題になっていた。
またパリス・ヒルトンも、2007年6月に同じ刑務所の世話になったが、DUIによる事故の保護観察期間中に違反行為があり、45日間の刑期を23日で出所している。
その際パリスは一般受刑者とは隔離された「セレブ専用の独房」とやらに入れられ、何かとVIP待遇を受けたという。閉所恐怖症にはなってしまったものの、刑務所生活の本当に苦しみを味わうことはなかったらしく、リンジーも同様の扱いを受けるものと思われる。
今回リンジーが言い渡された刑期は、パリスの2倍の90日間。それでも23日以内で出て来れるというのは、入る前からリンジーは模範囚だと決まっているということ? それとも大きなお金が動く?
郡シェリフ局の広報担当者であるスティーヴ・ホィットモア氏は「残念ながらLA郡の刑務所は、常にどこも定員オーバー。パンク寸前なんです」と語る。リンジーも同様だが、犯罪の内容に危険人物の要素が確認されない場合、ちょっと懲らしめたらサッサと出す。こうして巡りをよくさせているそうだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)