結婚により英国ロンドンで暮らすようになり、以来どんどん親しくなって行った女優のグウィネス・パルトロウ（37）と、歌手のマドンナ（51）。だが、どうもその10年来の友情に亀裂が入ってしまったようだ。

マドンナは、2000年に英国人映画監督ガイ・リッチー氏と結婚。そしてパルトロウは、2003年に英国人ミュージシャンのクリス・マーティンと結婚した。ロンドンで暮らし始め、子育てと仕事を両立させてきた二人に共通点は多く、米国では休暇を共に過ごすほどの親しい関係であった。

だが二人に親しい人は米芸能誌『Us Weekly』の取材に、「口論があったとは聞いていませんが、もう連絡を取り合っていないようです」と語っており、マドンナの代理人も「二人の間で喧嘩などは一切起きていません」とだけコメントしている。

2008年の離婚により、マドンナが本拠地をニューヨークに移したことがやはり距離を作ってしまったのであろうか。だが、英国版『Vogue』誌5月号のインタビュー記事で、パルトロウは「最近、友人関係でかなり頭に来ることがあって…」と発言している。口論はなかったとしても、関係がギクシャクしていることに間違いはなさそうだ。

前述の人物はマドンナが、グウィネスに紹介された無茶なダイエットを推奨する痩身トレーナー、トレイシー・アンダーソンを昨年10月に解雇したこと、そしてパルトロウが共同で進めたいとしていたビジネスの話に、あまり興味を示さなかったことを不仲の原因と見ているようだ。

そういえばパルトロウは昨年春、ファンに発信しているニューズ・レター “GOOP” に、かつての親友ウィノナ・ライダーの悪口を綴り、ファンをビックリさせた。嫌なことがあるといきなり大キライになる、これがパルトロウの友情というものらしい。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）