ハリウッドの「The Grove」にて先週末開催された、人気兄弟バンド『ジョナス・ブラザーズ』によるフリー・コンサート。その終了後に彼らが乗ったエレベーターが故障し、閉じ込められるというアクシデントが発生していたことが分かった。その時、皆が最も心配したことは…。
コンサートが終了し、全てのファンが会場から去ったことを確認した後、ジョナスの3人は巨漢のボディガードと8人のスタッフと共に、定員21名というエレベーターに乗り込んだ。
米芸能誌『People』に彼らが語ったところによると、二男ジョーがパニックを起こし、しかし長男のケヴィンは最後まで落ち着いていたそうだ。だが彼らが一番に心配したのは、三男のニックが13歳の時から患っている若年性1型糖尿という持病。ましてやコンサートで体力を消耗しきっている状態だ。
「僕はパニックにはならなかった。ただ、血糖値チェッカーが手元にないことがとにかく心配になってきたよ。このままの状態で低血糖になったらもうなす術もない、そういう病気だからね…」とニックは語っている。
待つこと45分。ようやく救出されたジョナスの面々とスタッフたちは、コンサート直後とあって疲労感はただではなかった。だが心配されたニックの血糖値にも問題が生じることはなく、扉が開いた時は本当にホッとしたという。とにかく無事で良かった。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)