5月10日に夏の参議院選挙に民主党から比例代表で立候補することを表明した谷亮子氏。「現役を続けロンドンオリンピックを目指しながら、（政治家として）国づくりに貢献したい」という谷氏に、ネット上では非難の声が続出している。

谷氏は10日、民主党の小沢幹事長と共に会見を行い、「今年の3月に、参議院選挙に立候補しないか」と要請があったと述べた。

「柔道を続けてきて、いろいろな国に行き、国際交流を学んだ。スポーツ振興やスポーツ環境の整備に努めたい」、「子育ての経験を活かして、国づくりに貢献したい」と政治への意欲を見せた。また、「現役生活を続け、ロンドンオリンピックで金メダルを目指したい」との意向も。

この会見に対して、ネット上では
「オリンピックも政治も舐めている」
「相当な目立ちたがり屋」
「（政治の）素人なんだから（政治の）勉強をしなければならないのに、柔道とか言ってる暇なんてない」
「現役を続けないならわかるが・・」
などの声が寄せられており、賛成の声よりも非難の声が集中している。

谷氏がなぜ、この時期に政治家を目指そうと思ったのかはわからないが、野球選手の妻、母親、オリンピック、政治家という4つの役割を完璧にこなすというのは並大抵のことではない。本気で国のために政治に関わろうと思うのなら、かなりの努力と覚悟が必要だろう。　　
（TechinsightJapan編集部　瑛里）