イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】オリビア・ニュートン・ジョン、『フィジカル』は当時エロ過ぎたと告白。

女の子たちがビキニ姿でキャッキャとはじけていた1981年にあっても、レオタード姿のオリビア・ニュートン・ジョンが激しく動くミュージック・ビデオ、『Physical/フィジカル』は確かに大きな話題であった。すでに61歳となった本人が、当時それなりに迷いがあったことを明かした。

英『デイリー・メール』によれば、オリビア・ニュートン・ジョンはそのビデオを撮影したはいいものの、“世間の批判がコワイ。あまりにもセクシー過ぎるのでは?” と、関係者らに対しリリースの直前まで中止をお願いしていたというのだ。

オリビア・ニュートン・ジョンというのは、“天使”で “爽やか” で“透明”。このイメージで20代で歌手デビューしており、美しいメロディと歌声で世界中にファンを作り、映画『グリース』を経て活動の幅を広げていった。

そして1981年、その“Physical”が作られることに。曲の構想からエアロビクスのジムで撮影しようということになった。もちろんオリビアは普通の服を着るつもりでいたが、制作者側が “ではその服の上からシャワーを浴びたら?ビショ濡れになってセクシーだ” と勧められ驚き、レオタード姿の方がまだマシということになったそうだ。

決して肌の露出度は高くない。キラめくカラー・タイツにフィットしたレオタードなど、どこでもお目にかかれるエアロビクスの定番スタイル。これでエクササイズしながらオリビアは、 “今まではイイコで通って来たけれどもうイヤ。あなたも体で欲しがっていることを表現して?” と扇情的な表情で歌った。

結果はビルボード10週連続1位、そしてグラミー賞も獲得。だが何とも保守的な女性であったオリビア・ニュートン・ジョンは、しばらくの間、自分のイメージではないことをしてしまった罪悪感に囚われていたそうだ。

ピンと来ないという方は、是非お父様に尋ねてみて頂きたい。若い頃、太田裕美さんがお好きでいらっしゃったお父様なら、ゼッタイにオリビア・ニュートン・ジョンの “そよ風の誘惑” もお気に入りであったはずだから…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)