お伝えしていた通り、タイガーはすでに今月末の「クエイル・ハロウ選手権」に向けて調整中。そしてエリン夫人はスウェーデンの孤島に購入した家の改装工事を開始と、夫妻の目指す方向はズレて来た。エリン夫人に別れを決意させたものの一つに、あのNIKE社のCMがあると彼女の友人は見ている。
NIKE社が流したそのCM、もちろん長年のスポンサー・シップに基づき、マスターズを控えたタイガーを応援するためのものであった。彼が慕ってやまなかったが2006年に他界した父、アールさんの声が天からタイガーに「いったい何を考えていたのか知りたいよ。オマエは何を学んできたのか」などと囁きかけるものだ。
瞬きしながらも真剣にこの声を受け止める、まるで坊やのような表情のタイガー(写真)。徐々に顔がアップになっていくこの数十秒間のCMに、エリン夫人がひどい嫌悪感を示していたことを、彼女の友人が米芸能誌『People』にこう明かした。
「安っぽい、くだらないCMだわと言って、ひどく怒っていましたね。元々、マスターズでタイガーに同伴することはないと決めていたエリンですが、試合の実況中継にも全くチャンネルを合わせず、子供たちとビデオを見ていました。」
「彼女がまだタイガーを嫌い、怒り、傷ついているというのであれば、それらが癒えればまだやり直せるチャンスがあると言えるでしょう。でも今の彼女はタイガーに完全に呆れている状態、冷めているんです。彼女はメソメソするタイプではないですよ。」
なお、エリン夫人はスウェーデンに戻る前に、子供たちの親権をめぐってタイガーと壮絶なバトルに入るのではないかと報じられている。妻子の気持ちを常に軽んじていたタイガーが、突然我が子の親権確保に意地を見せる?そういうオトコだったっけか…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)