「グラミー賞」や「ソウル・トレイン・ミュージック賞」のベストR&B(ソウル)・アルバム賞に輝き、ソウル、ヒップホップ、R&Bなど多岐にわたる音楽性が評判のエリカ・バドゥ。39歳の彼女が、自身の公式サイトにまさにストリップというミュージック・ビデオを公開し、話題になっている。
『A Story by Erykah Badu』と題されたこの映像。 “Window Seat”という曲のプロモーションなのだが、何がスゴイって彼女が全裸になってしまうのだ。車から降りて歩き出すバドゥ。外は暑く、コートとパーカーを次々と脱ぎ捨て、道を横断しながら白いTシャツ、そしてズボンも…。
もっともビキニでジョギングする女性もいる米国のこと、それくらいでは誰も振り向きもしない。だが彼女は背中に手を回してブラのホックをはずし、ついにパンティまで!もちろん部分的にはモザイクがジラつく。彼女は間もなく銃で撃たれ、全裸のまま公道に倒れ込んでThe End。
ストリーキングなら一瞬にして走り去ってくれるが、バドゥは全裸で堂々と闊歩する。周辺の人々への事前説明もない “ゲリラ” 撮影だったとのことで、男性であれば公然わいせつ罪で即座に通報されていたはずだ。いったい何をアピールしようとして、このような衝撃的な映像をこしらえた!?
米国の音楽情報サイトやフォーラムを見てみると、この映像についての是非は真っ二つに割れ、彼女の意図することを解明しようとたくさんのコメントが寄せられている。 “ヒトもただの動物。素に姿に戻れというメッセージ” やら “魅力的なヌード=ブロンド美女という偏見への挑戦” やら…。個人的には “5分間という長い曲の最後まで聴いてもらうために、コレで引っ張ってみた” に1票。
画像および参照:エリカ・バドゥ公式サイトhttp://www.erykahbadu.com/
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)