イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・番外編】訃報:“ER”の脚本家デヴィッド・ミルズ氏48歳、くも膜下出血で急逝。

HBO局人気ドラマ、『ER緊急救命室』他の作品の脚本を手掛けてきたデヴィッド・ミルズ氏が、くも膜下出血により現地時間の30日夜、48歳の若さで急逝した。

ニュー・オーリンズで撮影が進められていた新ドラマ『Treme』のセットで、会話途中に突然倒れたというミルズ氏。病院に運ばれたが、死亡が確認された。同局の広報担当ディエゴ・アルダナさんは、「ミルズ氏は脚本ばかりか、今回はエグゼクティブ・プロデューサーも兼ねており、4月11日のプレミア放送を待たずに他界してしまったことが残念でなりません」とコメントしている。

また誰に対しても大変親切で、謙虚な人であったというミルズ氏。俳優ウェンデル・ピアースは、「キャストやクルーで31日朝に追悼式をやったんだ。デヴィッドはとにかく才能豊かで、人種問題を扱う姿勢は、まさにアメリカへのチャレンジいう感じだった。無意味なドラマが多い米国にはなくてはならない人材だったのに…。彼から学んだことを必ず引き継ごう、皆でそう誓ったよ」とメディアの取材に答えている。

かつては「ワシントン・ポスト」紙のリポーターであったミルズ氏、その後脚本家としてHBO局にドラマを提供するようになり、作品は『ER』の他にも『The Corner』、『Homicide: Life on the Street』、『The Wire』などがある。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)