レディ・ガガは自らバイセクシャルであることを公言している。その彼女にとって愛情とは創造性の原動力になっているのだという。同性との恋愛もありだと語る彼女だが、いっぽうで愛情と肉体関係は別物であると語っている。
「愛情があれば、なんだってありよ。」と、同性との恋愛について聞かれたレディ・ガガは、同じ女性との恋愛もOKだと語る。彼女にとって異性との恋愛も、同性との恋愛も特に区別はないのだという。
しかし彼女は愛情と肉体関係については区別しているようだ。「肉体関係となると、愛情とはまた別ね。」と両者はそれぞれ別物であるとしている。
「男性と恋愛するとしたら、それは自分に持っていないものがそこにあるからよ」とも。
このように語るガガではあるが、愛そのもの軽視しているわけではない。むしろ彼女にとって、愛情はアーティストとしての自分にとって創造性の源でもあるという。
「愛は危険なものよ。愛情の力で困難を乗り越えることもできるし、理屈で語れるものでもない。自分にエネルギーをくれると同時に、自分を破壊してしまうことだってある。愛はアーティストとしての自分にエネルギーをくれるわ。」
しかし同時に彼女は、ステディーな相手と落ち着くことで、アーティストとして原動力を失ってしまうことを何よりも恐れているようだ。
「本当の意味で愛情を分かち合える相手と出会ってしまったら、作品を創っていく原動力を失ってしまうわ」と愛情が満たされることへの恐れを語っている。
一方において、彼女は自分のことを孤独であるとも語っている。彼女は若くして名声を得ている彼女ではあるが、孤独を感じることによって、創作活動に打ち込むことが出来るのだと言う。
「コンサート・ツアーを行うとするでしょ。その時には自分のパフォーマンスに集中してほかの事は考えていないの。けれどみんなが思っているよりも自分の部屋で過ごしている時間のほうが長いの。だからその時は、曲を考えることでアーティストとしての自分に向き合うの。」
どうやら、愛への欲求こそが彼女を創造へと駆り立てるようだ。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)