中国農村部を舞台にした新作映画『Snow Flower and the Secret Fan(原題)』にて、ナイトクラブのオーナー役で出演が決まったオーストラリア人俳優、ヒュー・ジャックマン(41)。どうやら彼は、中国語の発音でかなりの苦戦を強いられている様子である。
この作品は1800年代の中国農村部を舞台にした、女性たちの友情と生きざまを描いたリサ・シーの小説(同タイトル)の映画化で、当初はチャン・ツィイーが主演とプロデューサーに挑戦するとして話題になった。
香港出身の王穎(ウェイン・ワン)監督がメガホンをとるが、少し前にはツィイーの降板が発表され、代役には『ドラゴン・キングダム』のリー・ビンビンが決定。さらに2月からはヒュー・ジャックマンもセットに参加、撮影は中国と米国にまたがっている。
ジャックマンはその中で、中国語で歌うシーンがあるために中国人から特訓を受けたそうだ。しかし中国語はネイティブのプロデューサー、ウェンディ・マードックがその練習結果、つまり歌の出来栄えに渋い顔を見せたという。
「最初のほんの数音節を歌った時には “あら、スゴイじゃない!” と褒められたんだ。それなのに歌が進むにつれ、みるみるその表情は曇って行ったよ。顔にはもう “ナンなのこれ” って書いてある。どうにかOKが出たけれど本当に参った。中国語は難しいねぇ」とジャックマンは語っている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)