例えば『ゴシップ・ガール』の主演女優ブレイク・ライブリーについて、もしも彼女がブルネットのショート・ヘアだったら、それほどの人気が出たであろうか。髪型はやはりその人のイメージを大きく変えるもの、ジャスティン・ティンバーレイク(29)が今、ヒップ・ホップ・シンガーを返上したかのような幼なさで、俳優として頑張っている。
黒人揃いのヒップ・ホップ界で、男らしい声を武器に大活躍のジャスティン。“白人坊やのヒップ・ホップなんて” とは言わせないクールさは、もはやしっかりとセールスに現れている。
そんなジャスティンは、ここしばらく2010年公開の新作映画『The Social Network(原題)』の撮影に臨んでいた。1月30日ロサンジェルスのセットにて、共演者ジェシー・アイゼンバーグとふざけあうジャスティンはこの通りの髪型、無精ひげもナシである。
この作品は、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)第5位、世界に3億人のユーザーを誇るという「Facebook」の誕生秘話をドキュメンタリータッチで追っている。ジャスティンはここで、ファイル共有ソフト開発や音楽配信サービスで有名な「Napster」社の共同設立者で、「Facebook」開発に投資した若手実業家ショーン・パーカー役を演じている。
白い肌に赤毛のクルクル・ヘアはパーカーのイメージをうまく表現しているとのことだが、まるでクリント・イーストウッドによる2008年の映画、『グラン・トリノ』で神父役を演じた若手俳優クリストファー・カーリー君のよう。ああ、たかが髪型、されど髪型…である。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)