遺言状を残すということは、時としてとんでもない家族間のトラブルを巻き起こすことがある。アンジェリーナ・ジョリーの母で、2007年1月にガンのため他界したフランス人女優、マルシェリーン・ベルトランさんの遺言状の内容が少しビミョーのようだ。
昨年3月にこちらでもお伝えしていたが、とっくに亡くなっているマルシェリーンさんに対し、所有していた不動産に関する納税通知が送られて来た。登記手続きがその後進められ、この度ロサンジェルス郡最高裁判所に提出された書類から、マルシェリーンさんが指定した遺産相続人には長男ヘイヴンさん、長女アンジー、そして孫の名前が3人分だけ記されていることが分かったと米芸能誌「Us Weekly」が報じている。。
マルシェリーンさんが他界した当時、孫はマドックス君、ザハラちゃん、シャイローちゃんの3人であった。遺言状には、その3人に10万ドルずつをと明記されているという。だがその後、ブランジェリーナはパックス君を養子として迎え、ご存じのとおり2008年夏にはノックス君、ヴィヴィアンちゃんという双子も誕生している。
また現在は独身だが、アンジーの兄ヘイヴンさんが結婚する可能性だってある。孫には均等に、あるいは孫の人数に関係なく、ヘイヴンさんとアンジーで2分割と指定すればよかったであろう。もっともその10万ドルはファンドという形になっており、3人の孫たちは、それぞれが25歳になるまで現金化は許されないそうだ。ケタ違いな資産を誇るブランジェリーナには痛くもかゆくもない話なのであろうが、心情としてやはり…!?
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)