俳優チャーリー・シーン（44）がクリスマス休暇を過ごしていたコロラド州アスペンで24日午前、妻による911コールにより駆け付けた警察官により逮捕されていたことをご存じの方も多いと思う。なんとシーンは、妻ブルックさんにナイフを突き付けていた可能性が出てきた。そして気になる血中アルコール濃度は…!?

クリスマス休暇に入ったこともあり、アスペン警察署から身柄を移されたピントキン郡刑務所の拘置所から、いつ出られるものか分からないとも報じられていたが、それでも保釈金80万円弱を支払い、25日夜7時には出所したシーン。

24日、朝8時34分の妻ブルックさんからの911コールにより、DV事件の容疑者として逮捕されたシーンと事件の内容について、詳しいことが徐々に明らかになって来ている。

2006年に女優のデニス・リチャーズと離婚したシーンが、2008年に2度目の妻として迎えたのが不動産投資家のブルックさん。今年3月に二人にはマックス君、ボブ君という双子が誕生しているが、夫妻は揃ってアルコール依存傾向が強く、お酒を飲むと喧嘩が激化することもしばしばであったそうだ。

911コールで駆け付けた警察官に、ブルックさんは「夫に首を絞められた」と語り、シーンは「妻が先に暴力を振るってきた。自分は正当防衛をしただけ」と返答したというが、両者からアルコール臭がするため、警察署では血中アルコール濃度の検査が行われた。

『TMZ』がその検査結果を入手し発表しているが、それによるとシーンが濃度0.04でブルックさんが濃度0.13。つまり妻の方が大量のアルコールを飲んでいたことが分かる。

また警察署員がブルックさんに、首を絞められたのであれば被害状況確認のため医師の診察が必要と促したところ、ブルックさんの説明が二転三転。その結果、お酒の上で夫婦喧嘩が激化したものであったことが分かった。

しかし警察のその後の発表では、“weapon”という言葉が用いられており、シーンが普段からナイフを所持していることから、多数のメディアが、彼は妻をナイフで威嚇したのではないかと報じている。

シーンは来年2月8日、コロラド州の裁判所への出廷が義務付けられた。コロラド州ではかなり有名な弁護士であるリチャード・コミンズ氏を雇ったことが伝わってきており、おそらく全面無罪を主張するものと思われる。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）