女優ヴァネッサ・ハジェンズ(21)は、自撮りヌード写真を恋人のザック・エフロンに送るのが好き。今年8月に送信した写メが何の手違いか他者の手に渡り、あっという間に世界の多数のゴシップ・サイトやブロガーらにより公開された。もちろん間もなく削除命令が出されたが、対応が遅れたサイトが訴えられてしまった。
ご存じの方も多いと思うが、ヴァネッサは2007年にも自宅で全裸写真を自ら撮影。『ハイスクール・ミュージカル』の共演で交際をスタートさせていた恋人のザック・エフロンに送り、それが他者によりネットに流出し、ゴシップ・サイトやブロガーを通じて世界中の人々の目に触れてしまった。
そのため、この夏の再びのヌード写真流出には世間の人々の目も冷ややか。「あの件で懲りなかったのか、もはや皆に見せたい確信犯なのではないか」と笑い、直後に行われた『2009ティーン・チョイス・アワード』では、コメディアンが「ヴァネッサ、服を着ていた方がいいよ」とステージから説教、大衆の前でヴァネッサは大きな恥をかいてしまった。
ヴァネッサの弁護士は、「今回流出したハジェンズの大変プライベートな写真は、米国著作権協会からも肖像権を認められたもの。何者かの手に入り、本人の認識および同意なしにインターネットに流れ出てしまったことは大変遺憾」として、掲載したゴシップ・サイトやブログに次々と削除命令を行っていた。
だが、今回問題となっているMoeJackson.comというサイトを運営する「Butter Media」社だけは対応が遅いとし、そのためヴァネッサ側は肖像権侵害と精神的な苦痛を理由に、損害賠償を求めて米連邦地裁に提訴した次第だ。
そのヌード画像をいまだに保有しているサイト管理人や、すでにファイルをコピーした個人は星の数ほどいると言ってよいのが現状。一旦流出した画像は、削除させることは出来ても完全回収は不可能であろうが…。
新作では娼婦役にも挑戦し、ヌードを披露するとも言われているヴァネッサ。しかしそこに初めて脱ぐ若手女優に対する新鮮な期待や価値はもはやないと言ってもよい。その時初めて彼女は自分のして来たことの愚かさに気づくのであろう。
大変失礼ながら、著作権協会の様子を想像すると少し笑える。男性職員らがウヨウヨ集まり、彼女の20コマほどの芸術性ゼロ、ピンぼけあり、画質も粗い似たり寄ったりのエロ・ポーズにニヤニヤ。あーだこーだと言いながら肖像権番号とやらを与えたことであろう。そうまでして勝訴したいヴァネッサっていったい…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)