ご存じの方もいらっしゃると思うが、デヴィッド・ベッカムは先週シアトルで行われた、“Major League Soccer Cup” の最終試合で咳が続き、ハーフ・タイムになるとぜんそく発作用吸入器を口に当てていた。子供の頃からぜんそく発作はあったというが、人前で吸入器を使用したことは今回が初めて。なんとそこに、彼は愛煙家だったという情報まで飛び出した。
スポーツ選手によるぜんそく発作用吸入器の使用については、一部で運動能力を高める作用をもたらす薬もあるため、疑惑の目で見られることがある。そのため使用には慎重にならざるを得ないが、ベッカムの今回のケースはどう見ても必要に迫られて、といった様子である。
そんな彼に、高級葉巻の愛煙家であることもぜんそく悪化の一因という情報が飛び出した。彼はビバリー・ヒルズ暮らしで、妻ヴィクトリアとともにハリウッド・セレブの世界にドップリと入りこんだ。そこで、ゴージャスな中年以降の男性セレブに人気がある、キューバ製葉巻の香りを覚えてしまったというのだ。
ただし、これについて彼の代理人と妻ヴィクトリアは、メディアの取材に異口同音に「そのようなことも確かにあったかも知れません。ですが私が見かけたのはほんの数回です」と語り、決して彼はヘビー・スモーカーではないと弁明している。
子供の頃からぜんそく症状があったというベッカムは、実は常に吸入器を携帯していたそうだ。だが今回、初めて吸入器を、しかも試合の場で使用する姿を人前にさらした。よほど辛かったのであろう。高級葉巻であろうが何であろうが、とにかく喫煙は止めた方がよい。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)