次なる大会は、12月3日からカリフォルニア州サウザンド・オークスで開かれる「シェヴロン・ワールド・チャレンジ」。2週間のオフをフロリダ州の2億円の豪邸で、美しい妻と幼い子2人に囲まれて過ごしていたプロゴルファーのタイガー・ウッズ選手（33）が、なぜ深夜2時に自宅近くでつまらない事故を起こしていたのか。続報が次々と入って来ている。

まず、事故原因について調査していたフロリダ・ハイウェイ・パトロールが、メディアにこれまで発表した中では、エアバッグが出なかったこと、窓ガラスを妻が叩き壊して救助したほどなのに病院からはあっという間に退院したことについて、多くの人が疑問を投げかけていた。

先にもお伝えしたが、彼が運転していた愛車はキャディラック社2009年製のSUV車「エスカレード」。この人気車のエアバッグ部分の故障は、現在は考えられない。エアバッグが出るための最低速度（日本では20～30キロ以上）を満たしていなかった、つまりかなりゆっくりの速度であったと思われる。

その通り、車体が受けたダメージはそう大きくないにもかかわらず、妻エリンさんは後部ウィンドウを叩き割って夫タイガーを救出したというのはどういうことか。

また病院に運ばれた原因でもある顔面の傷についても、打撲を伴うような酷いものではなく、些細なものであり、治療後間もなく自宅に戻ったことも判明している。

これまでは、“ウッズ選手が外出先から深夜に車で戻って来たところ、ハンドル操作を誤り消火栓に激突、連絡を受けた妻エリンさんがゴルフ・クラブでウィンドウを叩き壊し、夫タイガーを救出” と信じられてきた。

だが今、様々な取材や関係当局からの発表を基に、『TMZ』はじめ複数のメディアが、 “顔面の傷は、レイチェル・ウチテルさんと夫の不倫疑惑報道に怒った妻エリンさんによるもの” として、コトの真相を180度変えて報じている。

ウッズ選手と妻エリンさんの口論は26日深夜に激化したようだ。27日午前2時過ぎ、エリンさんが手を上げ夫の顔面は出血。怒った夫は愛車「エスカレード」に飛び乗り、妻はゴルフ・クラブを握って追いかけ、車の後部ウィンドウをクラブで叩き割り、これに驚いたウッズ選手がハンドル操作を誤り消火栓にぶつかった、というのが新説である。

遠征の多い夫を、幼い子供2人とともに自宅で待つ妻。夫は愛妻家として通っていただけに、突然の不倫疑惑報道はどれほどエリンさんを苦しめたことか。メチャメチャになった後部ウィンドウの修理より、エリンさんとの関係の修復が気になるところである。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）