日本でのヒットや、最近ではロンドンでのサイン会で男に殴られたニュースなども記憶に新しい、イギリスが世界に送る次代の歌姫レオナ・ルイス。デビューから3年を迎えての初のコンサートの最中に、とんでもない”モノ”をキャッチされてしまった。
レオナと言えば、今やイギリスの国民的公開オーディション番組「X-FACTOR」が輩出したシンガーの中でも、最も成功を収めた一人。その輝かしい出発点から三年が経過し、正真正銘の実力派シンガーへと成長した彼女が、11月2日にハックニー・エンパイアでの初となるコンサートを行った。会場には恩師とも言える「X-FACTOR」のメイン審査員にして名物プロデューサーであるサイモン・コーウェルの姿もあり、当然ステージにも熱が入っていた。
チャートを躍ったヒット曲からカバー曲、更には新曲まで披露と、バラエティ豊かな楽曲プログラムの中、一層感情を込めて手を掲げ、オーディエンスに歌を届ける彼女。その瞬間、広げた手のひらに何やら黒々と記された文字がしっかりとメディアに収められてしまった。
演出の一つか何かとも捉えてあげたいところだが、内容が歌詞であるとメディアが御丁寧に解析。カンペであることがほぼ確定してしまった。
オーディションで並み居るライバルを蹴散らし、スターダムにのし上がった歌姫だって”失敗”や”不合格”は怖いということか。手のひらに数学の公式を書いて試験に挑んだことがある人ならレオナの気持ちが分かるはず?
(TechinsightJapan編集部 一平インディ)