結婚69年の91歳夫婦、9日違いで旅立つ「夫の最期、妻は手を握って離さず」…
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ボクサー上がりのゴッツイ俳優ミッキー・ローク(57)。最近では主演作の『レスラー』が世界各国で高い評価を得ており、ハリウッドのイベントに登場する回数もぐっと増えている。13日にニューヨークで、そんなロークのちょっと面白いルックスがキャッチされた。
1980年代には破天荒な性格と男臭い風貌でセックス・シンボルと言われ、『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』、『ナインハーフ』などの話題作にも主演したローク。しかし、1990年になると、顔面の整形手術や離婚、肥満、暴力事件などでみるみるイメージ・ダウン。
『シン・シティ』でようやく役者としての勘を取り戻したが、落ちるところまで落ち世間から相手にされなくなった時期に味わった屈辱感は、最新主演作『レスラー』での熱演につながった。
中年の落ちぶれたレスラーの悲哀を描いた人間味あふれるそのドラマに、栄光と衰退の両方を経験した自分自身の生き様が重なり、自然と演技に力がこもったと語るローク。
そんな彼の見事な返り咲きだとして、世界中の映画評論家が『レスラー』を評価。第65回「ヴェネツィア国際映画祭」が与える最高の賞である“金獅子賞”を受賞した他、数々の名誉ある賞にノミネートされた。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)