結婚69年の91歳夫婦、9日違いで旅立つ「夫の最期、妻は手を握って離さず」…
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ポピュラー、ジャズ、R&Bと何でもこなす、ベテラン歌手のナタリー・コール(59)。彼女は昨年の今頃C型肝炎および腎機能低下を発症し、人工透析と並行しての様々な治療が開始された。しかし今年5月には腎移植手術に成功、そして今月9日、ハリウッドのステージに立ち、ファンにようやく元気な姿と歌声を披露してくれた。
どうしてももう一度ステージに立つ。好きな音楽を歌い、レコーディングもしたい。常にこの目標を掲げ、長い闘病生活にも歯を食いしばってきたというコール。前向きで治療に協力的な患者の回復は、やはり実を結ぶということなのであろう。
9日、コールはロイド・クラインがデザインした紫の美しいドレスをまとい、「ハリウッド・ボウル」で見事なステージ復帰を見せた。彼女にとっての最新アルバムである“Still Unforgettable”から数曲を熱唱し、観客はスタンディング・オベーション。大きな声援と鳴りやまない拍手を受け、コールは感無量となった。
実はその5月の腎移植手術では、亡くなったドナーから腎臓の提供を受けたタイミングが重なり、移植手術をうけている間に最愛の姉が別の病院で他界、手術直後には大変な悲しみが待っていた。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)