今回の【ドラマの女王】は、低視聴率やミスキャストなど、何かと話題のドラマ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(TBS系)。最新の視聴率が5.9%にまで落ち込み、TBSにも主演の香取慎吾にとっても、散々な結果となっている。
8月29日の放送で視聴率が5.9%にまで落ち込んだ「こち亀」。この日は「24時間テレビ」(日テレ系)が放送された影響もあったのか、視聴率の低下具合が、一段と際立った形となってしまった。「こち亀」の視聴率は、初回では12.2%、2回目11.3%とかろうじて10%台をキープしていたが、3回目には7.6%と落ち込み、今回5.9%まで低下してしまった。
このことに関して、ネット上では、「まだ(視聴率が)落ちる」、「あのキャストで視聴率取れるわけない」「香取の演技が悪い」「香取がどうこうというより元ネタが悪い」など早くも打ち切りムードの意見が多数寄せられている。
そんな中、大抵ドラマは1クール10~12話となっているのだが、「こち亀」は8回で終了との話も出てきている。これに対して、「人気がないから打ち切りのため8回になった」という意見の一方、「土8は元々1クール12回はやらない」「木村拓哉主演の『MR.BRAIN』も視聴率は悪くなかったのに8話しか放送されていない」という意見も出ている。
以前は「のだめカンタービレ」や「花より男子」など、人気漫画のドラマ化はヒットすると言われていた時代もあったが現在はそれも通用しなくなってきているようだ。いくら原作が人気作品であっても、配役が合っていなければ高視聴率は見込めない。「こち亀」は残り半分でどこまで追い上げられるのか、それともこのまま低迷し続けるのか、香取が空回りすることなく頑張ってくれることに期待したい。
(TechinsightJapan編集部 MAKI)