こんにちは　占い鑑定士の飛鳥　銘です。

以前にも書きましたが、恋愛とか結婚は程度の差こそあれお互いの幻想に基づいて成立しています。
最近の恋愛結婚事情はその幻想をかなぐりすてているようですので、今日はその話を書きたいと思います。

30年ぐらい前には、女性たちは男性のニーズに応えるためもあって、さまざまな幻想で「武装」していました。

○女性には性欲はない
○女性から告白するなんてあり得ない
○女性の夢は花嫁になること
○美人はウンコをしない（いや、これは男性の妄想ですが、それでも初デートで大をするのが平気な女性は少ないでしょう）

恋愛の究極が結婚というのも幻想です。男性もその幻想を受け入れていたから、昔の男女はわりと自然に結婚していったのです。

これが最近はどうなっているかというと

○婚活でいいオトコをつかまえる

これがさらに本音丸出しになって

○被扶養家族希望

本音が「被扶養家族希望」であること自体はかまわないんです。でも、これでは男性を結婚に駆り立てる「幻想」が何もなくなって、男性が結婚拒否または一生独身決意になってしまうという負のスパイラルになっています。

どこかで、「今」にふさわしい幻想を再創造しなければ、トランプのババ抜きのように、「上がり」が増えてくるにしたがって、苦しくなるという状況になるでしょう。

「食べさせてくれればなんでもいいから誰か連れてきて」と仰るご相談者が増えてきたので、今回はこのような話を書かせていただきました。

どうぞ皆様、ステキな週末をお過ごしください。
（TechinsightJapan編集部　占い鑑定士　飛鳥　銘）