結婚69年の91歳夫婦、9日違いで旅立つ「夫の最期、妻は手を握って離さず」…
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6月25日に他界した故マイケル・ジャクソン(享年50)について、現地時間の28日、ロサンジェルス郡検死当局はその死因を“急性プロポフォール中毒症”と特定し、殺人にあたる行為であると報告した。
報告書によると、Propofol(静脈注射型の麻酔鎮静薬)による急性中毒症と死因が特定され、Benzodiazepines(抗不安薬、睡眠導入剤)との併用が大きな影響をもたらしたとした。
他の検出された薬物としてはMidazolam (超短時間作用型睡眠導入剤)、Diazepam (抗不安薬、睡眠導入剤)、Lidocaine (抗不整脈薬)、Ephedrine(気管支拡張剤)が挙げられた。
Propofolについては、マイケルの専属医であったコンラッド・マレー医師(51)がマイケルの自宅で致死量を静脈に打ったことが早くから分かっており、過失致死罪にあたるとして訴追されることは間違いない。
同医師はマイケルの心肺停止にもかかわらず、電話を3か所にかけるなど40分もの時間を費やした後で911コールをしており、このことについても今後警察の厳しい追及を受けるものと見られる。
なおプロポフォールについては、米国政府関連機関であるFDA(アメリカ食品医薬品局)とCDC(アメリカ疾病予防管理センター)は、マイケルの死には触れないものの、全米の医療機関に7月中旬以降順次通達を出し、プロポフォールには心停止など深刻な副作用をもたらす危険があるため、専門医による院内使用を徹底するよう注意を喚起した。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)