今年の春にデビューした資生堂のグローバルライン「ＳＨＩＳＥＩＤＯ」は今月の８月１日に、アイメークラインを発売した。また、９月にはベースメークキャップラインを発売する予定だ。

春にデビューした資生堂のグローバルメークキャップライン「ＳＨＩＳＥＩＤＯ」。それは完璧な赤という口紅から始まった。これまで培った資生堂の技術を集めたその口紅は、見たままの色を、スキンケアのアプローチから、滑らかな質感が口元を色づけた。

そして、今回デビューするアイメークラインは口紅と同じように、資生堂の技術を集結し、アイカラーは見たままの色を発色する。また今回も前回に引き続き、アーティステックディレクターにデック・ページを向かえた。彼は「ＳＨＩＳＥＩＤＯ」ラインはもちろん、資生堂が今まで唯一世界展開する「ザ・メーキャップ」ラインの監修、アーティステックディレクターも任され、商品開発、広告、パッケージにも携わってきた。

彼のメークは「美しく見えるメーク」では無く、一貫して「個性」を引き出すメークにこだわり、提案している。そして、彼が提案する色も個性的だ。

今回発売されたアイカラー「ルミナイジング　サテン　アイカラー」はイマジネーションをかき立てる。
例えばプロモーションで使用しているイエローのＹＥ８０６は初夏の太陽の色にも見えることもあるが、その太陽を浴びてすくすくと育った柑橘類を思い起こさせる時もある。

随分前にネットもしくは、雑誌にデック・ページのインタビューが載っていた。
うろ覚えなので申し訳ないが、彼が日本で行ったイベントで、ピンクとグリーンでナチュラルメークを頼まれて、驚愕したという内容だった。彼曰くナチュラルメークはブラウンかヌードと思っていたようだ。

それから何かを感じ取り、今回のアイカラーに反映させたかは分からないが、アイカラーの色は繊細で色がはっきりと主張していない。つまり、青を一つとっても、人によっては空の色に見えたり、水の色に見えたりする。なんと表現すれば良いのか分からないが、今まであまり見かけなかった色展開だ。

また、アイメークラインにも「完璧」というコスメがある。

それはマスカラ。この「パーフェクトマスカラ」はパーフェクトルージュのパッケージと同様に花椿のエンブレムになっている。

「目は口ほどに物を言う」と言う言葉がある。近年の女性誌のメーク特集には、必ずと言って良いほど「目力」という単語が並ぶ。目は言葉を発することが出来ず、具体的な主張は出来ないが、表情は口よりも豊かだ。その「目力」を引き立たせるために、世の女性たちはマスカラに凝る。豊かな表情を作るためには、豊かなまつ毛が必要だと知っているからだ。

このマスカラもパーフェクトというネーミングがつけられているのだから、機能も完璧だ。

クリンプ繊維ブラシを採用し、短いまつ毛も、目頭、目尻のまつ毛にも丁寧に塗ることが出来る。華やかさよりも、強いまなざしに仕上げることが出来る。まさに「目力」が手に入る。

さらに、クレンジングも手間いらず。独自のポリマーによって、お湯でするっと落とすことが可能。しかし、汗や涙には強い。そして、今なら資生堂のウェブサイトのアンケートに答えると、パーフェクトマスカラのサンプルが抽選でプレゼント中だ。

今年の秋はＳＨＳＥＩＤＯのアイカラーで、目元に影を入れ、完璧なマスカラで「目力」を手に入れてはどうだろう。
（TechinsightJapan編集部　吉岡　輪）