今回の【ドラマの女王】は『こちら葛飾区亀有公園前派出所』（TBS系列）。放送前から何かと話題性はあったが、いざ始まってみると初回視聴率が12.2%と散々な結果となった。これから先どこまで挽回出来るだろうか？

SMAPの香取慎吾主演でスタートした『こちら葛飾区亀有公園前派出所』だが、初回視聴率は12.2%とイマイチの数字となった。この結果にネット上では、「やっぱり」という声が多数よせられている。そもそも放送前から2chなどでは「完全にミスキャスト」「身長も高すぎるし、年齢設定など全てがイメージと違う」「またジャニーズのタレントに名作が冒される」など非難の声が続出していた。確かに、主人公の両津勘吉の身長は161cmと設定されており、180cmの香取とは差がありすぎて漫画やアニメのイメージとはギャップがありすぎるかもしれない。30年以上も続いている人気漫画ということもあり昔からのファンにしてみたら、両津＝香取の図式はありえないのだろう。

ドラマの放送直前には、「週刊ジャンプ2009年第27号」の表紙画像のネット流出事件など何かと話題性はあった。まあ、この事件の裏には「やらせではないか」との意見も出ているし、ここまで話題を作ったのにこの数字ということで、ネット上では途で”打ち切り”になるのではという声も出てきている。

しかし、ネット上では、「香取の両津はやっぱり違う」という否定的な意見が多い中、「中川役の速水もこみちと大原部長役の伊武雅刀は良かった」など好意的な意見も出てきているようだ。とはいえ、まだドラマは始まったばかり。これからどこまで両津勘吉に近づくことが出来るか、香取の演技力にかかっている。
（TechinsightJapan編集部　MAKI）