数々の人気タレントを輩出してきたホリプロタレントスカウトキャラバンが今年も始まる。
34回目となる今年はなんと、一次審査の種類選考が無いということだ。いきなり面接となるので直接アピールすることには自信がある、という者には有利となりそうである。

芸能事務所であるホリプロが主催するホリプロタレントスカウトキャラバンは1976年の第1回でグランプリとなった榊原郁恵以来、多くの人気タレントを生んできた。
メジャーなところでは堀ちえみ、井森美幸、山瀬まみ、上原さくら、深田恭子、石原さとみなどがグランプリを獲得しており、その後の活躍はご存知のとおりである。
また、グランプリは逃したものの特別賞をもらって芸能界への道に入った者も少なくない。荒木由美子、鈴木保奈美、綾瀬はるか、らがそうである。

今年の第34回ホリプロスカウトキャラバンは7月19日（日）の北海道会場を皮切りにが始まるのだが、注目はこれまでに行われていた書類選考が無くなったことである。
つまり、会場に直接出向いていきなり一時審査の面接を受けるのだ。
すこし重さは違うが「笑っていいとも！」の「アラ２ｍ」などの素人参加コーナーの審査を受けるために並ぶような感じだろうか。

ホリプロはこのキャラバンにいつもテーマをもっている。
例えば「放課後の決選～カラオケ・バトル」「PURE GIRLオーディション 」「女優誕生」といったテーマである。
これにより、単なるアイドル発掘という目線ではなく歌手や女優などいろいろな可能性を掘り出そうということなのだ。

今年、面接を一次審査にもってきているのは「即戦力」「アピール力」をテーマにしていると考えられる。今までとまた違ったタイプの才能が発掘されそうで、結果が楽しみである。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）