妻子に総スカンを食らった挙句離婚となったが、富と名声はまだまだタップリという俳優メル・ギブソン(53)は今、14歳年下のロシア人の恋人、オクサナ・グリゴリエヴァさんに頭が上がらない。メルの子を妊娠した彼女は、メルのクレジット・カードと小切手で、それはそれは楽しい人生を始めたようである。
『X-Men/ウルヴァリン』プレミア登場で分かる通り、オクサナさんはメルと手をつなぎ堂々としている。メルは再婚する気力も今は全く無いというのに、やけにニコニコご機嫌なオクサナさん。メルのプロポーズなど、実は彼女も期待していないのではないかと、ここに来てやけに報じられている。
結婚が女性の幸せという時代は確実に終わり、かつ、父親不在のいわば私生児を産み、あるいは養子を迎え母子で生きていくという人生の選択は、離婚の多いアメリカでは確実に増えて来ており、養育するだけの経済力、問題はこれに尽きると言われている。
オクサナさんはそうした女性たちの目から見て、完全なる “勝ち組” であり、彼女がニコニコしているのには当然ワケがある。メルの子を宿したことで、オクサナさんが手に入れた(入れる)ものは予想外に素晴らしい。これまで報じられてきた厚遇内容は、以下の通りである。
1. 妊娠記念に3カラットのダイヤの指輪をプレゼント。
2. 出産したら、メルの財産のうち10億円をその子に生前分与。
3. 養育費は18歳まで月々4万ドルを保証。
4. 大学卒業までの全ての学費を保証。
5. シャーマン・オークスに2.4ミリオン・ドルの家をプレゼント。
6. メルセデス製SUV車をプレゼント。
7. 月々1万ドルの “お手当て”。
8. 子守を1名。
メルからの手当てばかりではない。連れ子であるまだ小学生のアレキサンダー君は、“007”俳優のティモシー・ダルトンの子、出産後あっという間にダルトンとは破局しているが、貰うものはシッカリと貰っているであろう。
「こんな時はまずはDNA鑑定だろ!」と男は思う。だが遠慮がちに彼女にそう申し出て、彼女が「どーぞ、どーぞ、喜んで」と自信に満ちた笑顔を見せたら、それは彼女に子の認知の科学的証明書を発行するようなもの。“間違いなくオレは(正しくはオレの資産が)狙われた” と男は気づくであろう。
ああ、オクサナさんは何とバラ色の人生を手に入れたのであろう。加齢臭が漂い、髪と反比例して耳の穴に毛が生え、首にはイボ。アルコールを飲めばヤバくなるオッサンのメルの世話など、誰がしたいものか。ロシア語はサッパリ分からないが、その顔にそう書いてある気がする。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)