ビヨンセが “I Am…Sasha Fierce”の米国ツアーのキック・オフ・パーティを開催する予定であった、ニューヨークの有名ナイト・クラブ『M2』。20万ドルの出演ギャラのうちすでに10万ドルを前金として支払い済みで、テーブルも予約でいっぱい。クラブのオーナーは、突然ビヨンセ側から入ってきたキャンセルの連絡に、今カンカンだ。
「NYポスト/Page Six」によると、『M2』のオーナー、ジョーイ・モリッセイさんは、前金として10万ドルを支払ったにもかかわらず、17日に突然ビヨンセ側からキャンセルしたいと連絡が入ったことで、大変な迷惑を被っていると報じている。
「彼らはビヨンセはあまりにも忙しいと言うんです。穴埋めとして、翌日の日曜日に1時間ほど顔を出すからと言うのですが、土曜の夜である20日のショーを楽しみに、お客さんたちは何千ドルと払ってテーブルを予約してくれているんですよ。」
「彼らの指示通り、すでに10万ドル近くかけ、レンタルしたり購入したりして音響機材を整えました。日曜日に1時間顔を出して一体何になりますか?新たなショーを入れるつもりなど、最初から無かったんじゃないかと思いますね。」
モリッセイさんは、本当に20日夜にビヨンセが登場しなかった場合を仮定し、金銭面での損失と店の信用の失墜を理由に、約1億円を損害賠償としてビヨンセに要求する訴えを起こす準備に入っているという。
当初ビヨンセの公式サイトにも案内されていたという『M2』でのキック・オフ・パーティ。今ではそれも削除されており、ソニー・ミュージックからは何のコメントも出されていない。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)