5日ウェスト・ハリウッドの映画上映イベントに、素敵なミニ・ワンピースで現われたキャメロン・ディアス。彼女はナチュラルさを身上としている女優。その屈託ない笑顔はしかし、時の経つの速さ、残酷さを人々に感じさせてしまったようだ。
この日、白と黒の大きめの柄が美しいミニ丈ワンピースを着たキャメロンは、地球環境保護を訴える映画、『Home』の上映会のために、会場となったステラ・マッカートニーのショップに顔を出した。愛嬌をふりまくキャメロンのこと、あっちを向いてはニコニコ、こっちを向いてはニコニコ、笑顔を全開にサービスする。
痩せている女性が30代後半にもなると、誰よりも先に哀しいものとの闘いを強いられることがある。特にも、キャメロンのように急激なダイエットで痩せた場合は、その時期が早くくると覚悟しなければならないらしい。
業界関係者らがキャメロンに、“女優を続ける上で、そろそろアレコレ試してみるのも…”といった助言をすることも無くはないのだそうだ。だが一貫して答えは「自然のままが好き」。
アンチ・エイジングにやっきになるセレブばかりのハリウッドで、キャメロンのこの姿勢には大きな拍手を送りたくなるのだが、今時の撮影技術は鼻毛一本、毛穴一個をも見逃さないというから手厳しい。キャメロンの抵抗はいつまで続くものか、少し気の毒にもなってくる。
ところでこの映画『Home』は、地球環境保護の重要さ、自然と人間の調和、共存が描かれた90分の作品で、世界各国の各界有名ブランドが出資して製作されたものである。今後各言語に翻訳され世界中に配信されると見られているが、あくまでも美しい画像が見る人々の心に強く訴えることであろう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)